誓願を宣立するコングレガシオン・ド・ノートルダム修道会のシスターたち
1698年6月25日、コングレガシオン・ド・ノートルダム・ド・モンレアルのシスターたちは公式に誓願を宣立しました。修道院長のマリー・バルビエ、創立者のマルグリット・ブールジョワ、そして22人のシスターが公式に、清貧・貞潔・従順の誓願を立て、女子教育に献身することを誓いました。儀式はサン・ヴァリエ司教司式のもと、母院の聖堂で行われ、サン・スルピス会士たちや高位聖職者たちも参列しました。マルグリット・ブールジョワが最初に書いた会則は、サン・ヴァリエ司教によって書き直され、禁域制の観想修道会の会則から条項がかなり加えられました。この会則は広大な植民地の全域で教育活動を展開することを使命とするコングレガシオンの生活とは相容れませんでした。4年間に及ぶ歩み寄りの努力の結果、コングレガシオン・ド・ノートルダムは禁域を持たない修道会となりました。