Sisters working at Bureau des archives
Montréal, Québec, [19-]. Archives Congrégation de Notre-Dame - Montréal.

公文書局の歴史

未来に向ける過去と現在の対話

1877年、コングレガシオン・ド・ノートルダムの総顧問会は公文書事務所を設置しました。その使命は、本会の創設以来、すなわち1653年にマルグリット・ブールジョワがヴィル・マリ―(当時のモントリオール)に到着して以来の会の歴史を記録保管することにあります。古文書や収集品よりなる記録史料は会の母院に保管されてきました。1683年、1768年、そして1893年に火災が起こり、大量の貴重な史料を失いました。史料とは会の記憶です。現在に至るまで、多くの姉妹たちが史料を復元・保管する努力をしてきました。

公文書復元・保存の任に当たった姉妹たちは、細心の注意を払い、会の学校や使徒活動の歴史を再現していきました。詳細にわたる資料を転写し、書き、改定するなどの根気を要する仕事に加え、公文書局員や司書は記録を更新し、幾つかの目録を作成してきました。これらは今でも役に立っています。

1970年代、公文書事務所は近代的な場所に移り(現在の母院内)、公文書局として正式に発足しました。1990年代、この場所は完全に改装され、貴重な書類や希少本は、最適な環境下で保管されています。

古文書や収集品

公文書局は約820リニア・メーターにも及ぶ古文書、図、視聴覚資料を保管しています。加えて、5千の希少本、2万の参考文献、ほぼ56百個の物件を保管しています。これら物件とは、主に姉妹たちが作成した芸術品や工芸品よりなります。

これらの中心にあるのは、1658年以来コングレガシオン・ド・ノートルダムが開校し、運営してきた340以上にも及ぶ学校の歴史を証言する史料です。

使命と業務*

公文書局の役割はその設立当初から変わっていません。それは会の生きた記憶として会員に奉仕し、1653年以来のコングレガシオンの貢献を社会に伝えることにあります。類まれな会の伝統を維持し守るための史料を取得し、処理し、保管することにより、この役割を達成しています。簡単に言えば、公文書局の使命は過去と現在を繋ぐことにあります。

コングレガシオン・ド・ノートルダムの史料を一般がもっとアクセスし易くするために、公文書局は様々な博物館、歴史協会、学校、組織と協働しています。年間レベルでは、数百件に上るリサーチのための質問に答えるなど、公文書局員は可能な限り、次のようなお手伝いをしています。

歴史的参考文献目

  • リサーチ補助
  • 助言(公文書局でのあるいは遠隔地、遠隔地の場合予約を必要とします)

記録の複製

  • コピー、スキャン
  • 資料の使用許可

宣伝、普及、協力

  • 公文書のガイド付きツアー
  • プレゼンテーション
*ある種のサービスには料金がかかることもあります

 

公文書局の補助を必要とする場合、事前に次の用紙に必要事項を記入してください

担当:マリー・ジョゼ・モラン(Marie-Josée Morin)、公文書局コーディネーター電話:514 931-5891 内線 253

Archives Services
Congrégation de Notre-Dame
2330 Sherbrooke Street West
Montreal (Quebec) H3H 1G8

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