ノートルダム・ド・モンレアル協会の設立許可印
17世紀・1639年に、ノートルダム・ド・モンレアル協会は、福音宣教への熱意に燃える人々によってフランスで結成されました。会の正式名称は、「ニューフランスの未開人を改宗させるためのノートルダム・ド・モンレアル協会」で、アメリカ先住民に福音を説くことを目的とした敬けんなカトリック信者のグループでした。協会には聖職者と一般信徒が所属していました。ジェローム・ル・ロワイエ・ド・ラ・ドーヴェルシエール、ジャン・ジャック・オリエ、ピエール・シュヴリエ、ファンカン男爵、ジャンヌ・マンス、ガストン・ド・レンティ、アンジェリック・フォール・ド・ブリオン、ポール・ド・ショムディ・ド・メゾンヌーヴなどが会員として名を連ねていました。1640年に協会はジャン・ド・ローゾンの所有地だったモントリオール島を購入し、ド・メゾンヌーヴを総督に任命しました。1642年5月17日、ド・メゾンヌーヴはジャンヌ・マンスおよび約40人の入植者と共に、島にヴィル・マリー(マリアの町)を設立しました。1663年、財政難に陥ったノートルダム・ド・モンレアル協会は島の所有権をパリのサン・スルピス会に譲渡しました。