18世紀末の授業風景

Montreal, Province of Quebec (Quebec), [after 1783]. Illustration : Francis Back.
18世紀末の授業風景

英国占領中、コングレガシオン・ド・ノートルダムの学校に大きな変化はありませんでしたが、1771年から1786の間に半寄宿生(週日は学校の寄宿で過ごし、週末に帰宅する生徒)を受け入れるようになりました。戦争後、娘を全寮制の学校に入れる余裕がなかった人が多かったからです。カテケージス(要理教育)、読み書き、算数、家庭科などの教育は前と同じように行われました。サンスルピスの総長でコングレガシオンの指導司祭だったモンゴルフィエ師は、1783年にシスターたちに算数に関して次のように勧告しました。「つつしみ深い女性となるために、演算記号(+ - x)を使わず、むしろ文章の形式で計算を書くように。」