家畜小屋を改造した学校で働くマルグリット・ブールジョワ。ポール・ド・ショムディ・ド・メゾンヌーヴとベニーニエ・バセを迎えて
12人余りいた植民地の学齢期の児童を教える最初の学校として、ヴィル・マリー総督のポール・ド・ショムディ・ド・メゾンヌーヴは、使われていない家畜小屋をマルグリット・ブールジョワに譲渡しました。その手続きにはベニーニュ・バセットが公証人として立ち会いました。学校として使うには、この建物には大規模な改築が必要で、まず、煙突を作らねばなりませんでした。教室は一階で、鳩小屋だった二階でマルグリットと仲間のシスターたちは寝起きしました。昼間は梯子で二階に出入りし、イロクワ族の夜襲を避けて夜は梯子を外しました。