新しい学校で歓迎を受けるシスターたち

Sainte-Marie-de-Beauce, Quebec, 1823. Illustration : Francis Back.
新しい学校で歓迎を受けるシスターたち

19世紀にはケベック州に多くの宣教支部が開設されました。教区司祭たちは自分の小教区に教師を派遣してほしいとコングレガシオン・ド・ノートルダムに依頼しました。しかし、教員資格を持つシスターが不足していたため、その大半は断られ、数年待たねばならなかった小教区もありました。ケベックのプレシ司教とヴィラド神父は、待ちきれずにサント・マリー・ド・ボースに修道院の建築を始めてしまいました。教区の信徒たちが資金繰りや建物の設計に協力しました。1823年にコングレガシオンのシスターたちが到着した時、建築はまだ終わっていませんでしたが、教区の望みはかなえられました。マルグリット・ブールジョワの娘たちがサント・マリー・ド・ボースの子供たちの教育を引き受けてくれたからです。