ロレーヌ・カザ (スール・サント・マリー・ド・ナザレ)

総長任期:1996年~2006年(2期)

ケベック州サンジャン生まれ。サンジャンの寄宿学校とモントリオールのコレージュ・マルグリット・ブールジョワで学ぶ。1955年モントリオール大学で学士号取得。1958年誓願宣立。その後3つの学校で教える。コレージュ・レジナ・アサンタはその一つ。1962年から1964年まで米国インディアナ州のノートルダム大学で数学を学ぶ。1967年オタワのドミニカン・カレッジで哲学と神学の研究を始め、1972年修士号を取得し、1978年まで同校で教える。博士課程のため海外に渡る。イスラエルのエルサレム聖書・考古学研究所で2年間、スイスのフリブールで一年間を送る。カナダに帰国し1987年から1993年までオタワのドミニカン・カレッジの教授を務め、その後同校神学部長になる。神学部の学部長になった最初の女性である。1996年から総長(旧修道院長名)を2期務める。その後は本会会員としてロングゥーユの祈りの家で黙想会や講演の企画や、グループへの支援等を行っている。外部からの黙想会・講演・セミナーなどの依頼にも応じる。2つの本を出版。一つはMon Dieu, pourquoi m'as-tu abandonné?(神よ、どうして私をお見捨てになったのですか)と題する論文で、他はMarguerite Bourgeoys : La vie voyagère, conversante avec le prochain(マルグリット・ブールジョワ:旅する生活、対話する人)である。加えて、100以上の記事を出版している。カナダ、フランス、スイスのラジオ番組にも出演。

ロレーヌ・カザ(スール・サント・マリー・ド・ナザレ)

ロレーヌ・カザ(スール・サント・マリー・ド・ナザレ)