英国軍による2度目の包囲

Louisbourg, Nova Scotia, 1758. Illustration : Francis Back.
英国軍による2度目の包囲

1727年にサン・ヴァリエ司教は、海軍大臣やコングレガシオン・ド・ノートルダム修道院長の忠告を聞かず、シスター・マルグリット・ロワを教師としてルイブール(現ノバスコシア州ルイスバーグ)に送りました。1730年にフランス王室からの助成金が下り、ルイブールに小さな家を購入して常住する宣教支部になりました。1734年に3人のシスターが新たに到着してそれまでいたシスターと入れ替わり、ルイブールが第一包囲戦に遭った1745年まで子供たちを教えました。1745年にルイブール要塞は、英王室海軍の支援を受けたニューイングランドから攻撃され、2週間の包囲の後に陥落し、シスターたちと寄宿生たちはフランスのロッシュフォールに追放されました。3年後の1748年にエクス・ラ・シャペル条約が調印され、ルイブール要塞はフランスに返還され、シスターたちはルイブールに戻りました。シスターたちはルイブールで所有していた全てを失いましたが、十分な大きさの家を借りて、新しい寄宿学校を創立しました。しかし、ルイブールは再度イギリス軍の包囲を受け、1758年にシスターと生徒は再びフランスに追放されました。